一眼レフを購入したのは良いけど、
ボタンがたくさんあってよくわからない
どんな設定をすれば良いのか分からない
といった悩みを抱えてはいませんか?
この記事では一眼レフの基本的な撮り方を徹底解説します。
一眼レフの設定方法を分かりやすく説明しているため、この記事を読めば思い通りの設定で自由に写真を撮ることがで切るはずですよ!
Contents
一眼レフとはどんなカメラ?
一眼レフとは、1つのレンズと1つのミラーが付いているカメラのことを指します。
一眼レフの特徴は
ファインダーからレンズへと入ってきた光をカメラ内部のミラーに反射させることにより、レンズから入ってきた光をそのまま見ることができるのです。
画質もスマートフォンなどに比べて圧倒的に良く、レンズを交換することができるため接写やズームして撮影するなど、様々な撮影の仕方ができるのも魅力です!
一眼レフの設定
一眼レフには自分の思い通りの写真を撮るため、様々な設定項目があります。
初心者の方には専門用語ばかりで難しい、と思うかもしれませんが、意味さえわかれば理解することはそれほど難しくありません。
オートモードで撮影することもできますが、
様々なモードをシーン別で使いこなせるようになれば劇的に写真が変化するので、積極的に意識して使ってみると良いでしょう。
明るさの設定
一眼レフの設定でいちばん重要なものが明るさの設定です。
この設定は
・絞り
・シャッタースピード
・ISO感度
の3つの要素で構成されています。
これらの設定を上手く使うことで、
写真をぼかして撮ったり、暗いところでも明るく撮影したりすることができるため、これらの設定を知っておくことで思い通りの写真が撮れるようになります。
それでは1つずつ解説をしていきましょう。
絞り
絞り値とは、光が通る穴の大きさのことを指します。
カメラはレンズを通して光を取り込み、それをセンサーに当てることで写真を撮っています。
そのため、
絞り値を変える、すなわち光が通る穴の大きさを変えることで、写真を明るくしたり、暗くしたりすることが出来るのです。
また絞り値は、一眼レフカメラの大きな特徴であるボケの大きさにも関係していきます。
光が通る穴の大きさを変えることによって、写真のぼけを調節することができるのです。
絞り値はF値と称されることも多く、
一般的に光が通る穴を広げることを、
絞り値(F値)を小さくする、穴を狭めることを絞り値(F値)を大きくするといいます。
この絞り値を小さくすることによって写真が明るく、また大きくぼけるようになり、
逆に絞り値を大きくすると、写真が暗く、ぼけにくくなります。
シャッタースピード
シャッタースピードとは、その名の通りカメラのシャッターを開いている時間のことです。
レンズから入ってきた光をどのくらいの時間センサーに当てるのかを決めるものがこのシャッタースピードというもので、この時間が長ければ長いほど写真が明るくなり、短ければ短いほど写真が暗くなります。
またこの値は写真のブレにも関係しています。
シャッターを開けている時間が長い、すなわちシャッタースピードが遅ければ遅いほど、
光を取り込んでいる時間が長くなるためブレやすくなり、反対にシャッターを開けている時間が短い、
すなわちシャッタースピードが早ければ早いほど、光を取り込んでいる時間が短くなるためブレにくくなります。
ISO感度
ISO感度とはデジタルカメラが光を捉える能力を表す値のことで、簡単に言うとラジオのボリュームのようなものです。
ラジオのボリュームは大きくすれば大きくするほど音量は大きくなりますが、ノイズが乗ってしまい音質は悪くなってしまいます。
ISO感度も同じように値を大きくすればするほど写真が明るくなりますが、ノイズが乗ってしまい画質が悪くなってしまうのです。
そのため基本的には絞り値とシャッタースピードで明るさを調節し、
その2つだけでは暗くなってしまう、という場合にこの値を操作することが多いです。
ホワイトバランス
ホワイトバランスとは、写真の色味を調整する機能です。
光は種類によって様々な特徴を持っており、例えば室内の電球は赤く、曇りの太陽は青い色を持っています。
人間の目は自動的に補正をかけ、白いものは白く見ることができるのですが、
カメラは色をそのまま映してしまうため、このホワイトバランスという機能によって補正をしています。
カメラにはオートホワイトバランスという、ホワイトバランスを自動で補正してくれる機能が備わっています。
そのため
基本的には手動で調節する必要は有りませんが、好みの色合いに調節したかったり、
自分のイメージしたような色合いにならなかったりした場合は、手動で調節することが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一眼レフの撮り方は、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスの
4つの設定を理解することが重要です。
この4つの設定を意識して撮り方を変えることで、表現の幅が広がり、劇的に写真を変えることが出来ます。
一眼レフには様々な設定がありますが、今回説明した4つの設定さえ理解することができれば、自分の思い通りに写真を撮ることが出来ます。
是非実際の撮影で明るさや色合いを調節して、見違えるような写真を撮ってみてください。