カメラやスマートフォンに動画を撮ったものの、そのままになってしまっている…という方も多いのではないでしょうか?
初心者でも簡単にできる、パソコンでの動画編集のやり方を紹介します。
眠っている動画があるという方は、ぜひ参考にしてオリジナル動画を作ってみてください。
Contents
パソコンでの動画編集を始める前に準備するもの
・カメラ
・GoPro(ゴープロ)などのアクションカメラ
・スマホ
・パソコン
・カメラとパソコンを繋ぐUSB
動画を編集するには、まずは当たり前ですが動画撮影するためのカメラが必要です。
ビデオカメラや一眼レフカメラは間違いありませんが、最近はスマートフォンの画質もかなり良くなっていますよね。
用途によりますが、ほとんどの場合はスマートフォンで十分なクオリティの動画が撮影できます。
また、GoProなどのアクションカメラもおすすめです。
次に、編集に必要なのがパソコンです。
後述しますが、目的に合った好みの動画編集ソフトを入れておきましょう。
また、撮影するカメラによってはパソコンに動画を取り込むためのUSBケーブルが必要になります。
カメラ購入時に付属している場合もありますが、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
動画編集に必要なPCスペックについて
動画編集の際には、それに見合ったPCのスペックが必要です。
動画は容量が大きいので、スペックが乏しいと動作が極端に遅くなったり、PCがフリーズしたりというリスクがあるからです。
そこで、PCを選ぶ際に重視したいのが「CPU」。
これはPCの頭脳のようなもので、数字が大きくなるほどスペックが高くなります。
有名なCPUメーカーである「インテル」を例に挙げると、
最低でもCore i5以上、できればCore i7が必要です。
4K動画など、画質が特に良い動画を編集したい場合にはCore i9のスペックがあると良いでしょう。
次に重視したいのが「メモリ」。
メモリが多くなると動作のもたつきが軽減され、作業がスムーズになります。
最低8GB以上、4K動画を扱う場合は32GBほどを確保しましょう。
そしてもうひとつ、「ストレージ」も注目すべきスペックのひとつです。
ストレージは「データ保存領域」であり、
SSDと呼ばれるものが搭載されているPCでは読み込み・書き込み速度が何十倍も違ってきますよ!
予算が許すのであれば、SSD搭載モデルの購入をおすすめします。
また、動画の編集を頻繁に行うことが想定されるのであれば、
ノートPCではなくデスクトップPCの購入を検討した方が良いでしょう。
ノートPCは小型化されているため、デスクトップPCほどの高性能なパーツを使うことができません。
また、同じスペックを持ち合わせていたとしても、
小型化にコストがかかるためノートPCの方が価格は高くなってしまいます。
スペック不足で後々ストレスを抱えないのはデスクトップPCですので、
部屋に置くスペースがある場合はデスクトップPCを購入しましょう。
これは動画編集にかかわらず、様々な作業をするにあたっても同じことが言えますね。
動画編集におすすめのパソコンソフトは?
ソフトには、Windows向けのものやMac向けの物など、様々な種類があります。
インストールする場合は自分のPCに合っているソフトか必ず確認するようにしましょう。
PowerDirector(Windows向け)
国内販売シェアNo.1の優秀なソフトで、他のソフトに比べて軽くて扱いやすいのが特徴。
直感的な操作で、初心者でも見栄えの良い作品を作ることができます。
また、様々なフォーマットでのファイル出力やディスクへの書き出しにも対応しており、上級者にもおすすめ。
ワンタッチカラー補正やデスクトップ録画機能など、便利な機能が多数備わっています。
iMovie(Mac向け)
アップル社製の編集ソフトなので、Macとの相性はもちろん抜群。
初めからMacに搭載されていることも多く、すぐに使うことができて便利ですね。
動画を切り貼りしたり、字幕やBGMを付けたり、簡単にオリジナルの動画を作ることができます。
無料ながら逆再生や早回しなどのエフェクトも充実しており、
ユニークな動画が作れますよ!
パソコンでの動画編集での注意点
PCで動画編集をする場合、「PCのスペックはなるべく高いものに」「編集ソフトも有料のもので、なるべく良いものを」と考えてしまいがちです。
しかし、すべて最新の一番良いものでそろえる必要はありません。
プロとして制作するような方は別ですが、
家族や友人間で見る動画を数回作ることがある。
というような方は無料のソフトでも十分に事足りる場合が多いのです。
無理に最高の物をそろえようとすると予算もかなりかかってしまうので、
使用用途や頻度を考えて適切なものを準備するようにしましょう。
パソコンでの動画編集の基本的なやり方
どの編集ソフトを使っても、基本的な編集は同じような流れになります。
具体的には、
①編集したい素材をソフトに取り込む
②いくつかの素材を切って並べる
③BGMや字幕などの装飾を付ける
④ファイルへ書き出す
という手順です。
自分のPCと使用用途に合ったソフトをインストールしたら、ソフトの使い方に従って上記の手順で作業を進めると良いですね。
どのような動画にしたいのか、完成形をイメージしてから作業に取り掛かりましょう。
スマホでも動画編集は可能?
最近はスマートフォンで動画を撮影している方も多いですよね?
スマートフォン用の編集アプリも増えてきていますが、細かな設定や合成など、作業できる内容が多いのはPCの方だと言えます。
簡単な切り貼りや文字入れのみで構わない場合はスマートフォンでも作業できますが、
丁寧に凝った動画を作りたいと考えている方は断然PCがおすすめ。
スマートフォンの手軽さか、PCの高機能か、編集する動画によって判断すると良いですね。
まとめ
スムーズに動画編集をするために、まずは適切なスペックのPCを用意しましょう。
また、PCや使用用途に合ったソフトを見つけることも重要です。
最近のソフトはどれも使い方がとても分かりやすいので、初心者でも簡単にオリジナルの動画を作ることができますよ。
まずは実際に作業をしてみて、ソフトに慣れることが編集上達への近道です。