持ち運びやすく、その場の雰囲気や臨場感を高いクオリティーで撮影できることで人気のGoPro。
撮影したまではいいが、一体GoProの動画編集には何が必要で、また、編集ソフトも沢山あるなかの何を使えばいいのか疑問ですよね?
そんな初心者さんのためにGoProを使った動画編集のコツとオススメの編集アプリをご紹介します!
Contents
GoProの動画編集で必要なもの
まずはGoProの動画編集に必要なものですがいたってシンプルです。
・GoPro
・microSDカード
・スマホ または PC
この3点が揃っていれば動画編集ができます!
GoProの動画編集に必要なPCスペックは?
さてGoProの動画編集に必要なスペックですが、GoPro Fusionの360°映像を処理できるスペックがあれば、4K動画も快適に編集することができます。
PCの性能が低いと、
安定感がなくフリーズや異常終了などのPCトラブルの要因となってしまうので、自分のPCやこれから購入するPCがそれらにちゃんと対応しているのかを予め確認しておきましょう。
以下、推奨されているPCスペックになります。
オペレーティングシステム | Mac OS 10.10 以降 |
CPU | Intel 4コア Core i7以上 *最低でもCore i5は搭載したいところ |
グラフィックカード | 専用GPU(AMD Radeon R9 M37 0X 以上)最小ビデオ RAM:4GB |
スクリーン解像度 | 1280×768 |
RAM | 8GB |
ハードドライブ | (ソリッドステートドライブ外付けの場合)Thunderbolt、Fire WireまたはUSB 3.0を使用 |
よくわからない場合は、パソコンに詳しい電化製品の店員さんにどんどん聞いてみるといいでしょう。快く答えてくれる方が多いです。
GoPro動画編集での注意点
GoProで撮影した動画をスマホアプリで編集したいのであれば、もっとも注意すべき点なのが撮影時の解像度です。
解像度とは、
画像・映像の精細さを表す尺度のことで、簡単にいうと1コマどれくらいの画質で撮影するかという値です。
この単位(ピクセル)の数が大きいほど精細、高画質ということになります。
4Kの動画は動画の短い長いに関係なく、解像度が高すぎるためスマホアプリで編集することができません。
また、スマホに限らずPCで動画編集するにも高解像度では容量を圧迫してしまうため、やはり極力解像度を落として撮影したほうがいいでしょう。
もし高解像で撮影してしまった場合は、動画のリサイズ機能があるGoogleフォトというアプリをダウンロードしましょう。
このアプリはGoogleが提供するオンラインストレージで、無料で15GBの容量が使えたり画像や動画のバックアップが簡単な他にも、4K動画を簡単にフルHDに圧縮してくれるリサイズ機能がある優れものです。
ですので、一旦Googleフォトに4K動画をアップロードして、リサイズして解像度を落としてしまえば、高解像で撮影した動画もスマホアプリで編集できるようになります。
動画編集を簡単にするコツ
① 解像度を下げて撮影する
これは先ほどの注意点でも述べたように、高解像度だとPCが重くなってしまったりスマホアプリで編集できなくなったりするため、スムーズに動画を編集するためにも解像度は下げて撮影しましょう。
また、画質を上げれば上げるほどバッテリーの消費も極端に早くなってしまうので、長時間撮影したい場合も解像度は下げておきましょう。
② 画質設定の説明
動画の質は『解像度』と『fps(フレームレート)』で決まります。
fpsとは、
1秒間に何コマ撮影するかを決める数値で、1秒間のコマ数が多ければ多いほど動きのある動画が滑らかに撮ることができます。
GoProの初期画面で設定するときにオススメの画質は『1080/60fps』
この解像度1080とはフルHDというもので、4Kと2.7Kと比べてしまうと画質の綺麗さは劣ってしまいますが、画質がそこそこいい状態で長時間撮影することができたり、動画の編集がスムーズにできたりします。
fpsに関しても、私たちに馴染みの深い地上デジタル放送は60fpsで放送されているため日常的に見る映像で一番高いfpsが60fpsということになります。
よって、動画を撮影する時も60fpsで十分に滑らかな動画が撮れます。
ただし、60fpsより上の240fpsに設定すれば、スローモーション加工やより激しい動きのある場面を滑らかに撮ることができるので、普段使いは60fpsここぞ!という短いシーンには240fps と場面に合わせて設定するといいでしょう。
GoProの動画編集にオススメのアプリ3選!
【1】Quik 難易度:★
GoProからリリースされたスマホで簡単に編集できるアプリ。
26種類の編集パターンから動画スタイルが選択可能で、写真・動画・音楽を追加することができます。
また、操作も非常に簡単なので、動画編集の知識が全くない方でも簡単にクオリティーの高い動画を作ることができます。
ただ、選択された動画スタイルに合わせて自動的に動画のハイライトが設定され音楽と自動同期されるため、編集の自由度は低く細かい編集や微調整をするのは難しいので、音楽のピークに合わせてこの動画を強調したい!次の動画に切り替わるまでもう少し早く!というような特に細かいこだわりがなく、スピーディーに編集をしたい方にオススメです。
【2】Splice 難易度:★★★
こちらもGoProからリリースされたQuikの進化版アプリ。
追加できる写真と動画の長さと数に制限はなく、一度に最大3つのオーディオトラックの挿入ができたり、フィルタ・ナレーション・SFX(効果音)の追加、スクリーンサイズの変更、スローモーション動画の作成など多彩な編集機能が備わっています。
また、SpliceはQuikでは扱えない高解像度の動画の編集ができるので、4Kで撮影した動画もそのまま編集できるのが魅力的です。
多機能すぎるため、使いこなすまで少し大変ですがQuikと比べて自由度が高く、より本格的な編集ができるので細い動画の編集をしたい方にオススメ!
【3】Premiere Pro 難易度:★★★★★★
プロも愛用者が多いPC編集ソフト。
基本的な編集はもちろん、動画の色・明るさ補正やモザイクを入れたり動画のズームをしたりと自分の思い通りの動画が作れる優れものです。
また、Photoshopやillustratorなど他のAdobeアプリ間との連携が非常に強いので、動画で使う素材の編集がとてもスムーズにできます。
編集の自由度が幅広く多機能で高機能なソフトのため、操作に慣れるには時間がかかりますが、もっと色々な動画編集スキルを身に付けたい!もっとこだわった動画を作りたい!という方にオススメ。
Premiere Proはご紹介した3つの中で一番操作は難しく有料ですが、一生もののスキルになるので身に付けておいて損はないでしょう。
公式ホームページにもチュートリアル(操作方法)が載っているので、それを見ながら少しずつ操作に慣れていきましょう!