2018年8月23日に発売されたDJI Mavic 2 Pro。
2016年に発売されたMavic Proの後継機で、折り畳み可能なコンパクトボディに4K動画が撮影できるカメラを搭載した、手軽に持ち出せる、でもプロ並みの映像が撮れるドローンとして人気です!
今回はそんなDJI Mavic 2 Proの性能や魅力を徹底解説していきたいと思います!
Contents
DJI Mavic 2 Proとは?
今や世界的に有名なドローンメーカーであるDJIが発売したMavic 2 Pro。
ここでは、
そもそもドローンって何?前作のMavic Proとどこが違うの?
など基本的な性能を説明していきたいと思います。
ドローンって何?を解説
最近ニュースやネットでよく見かけるドローン。
でも、そもそも何に使うものなの?よくわからない!
なんて方のためにまず、ドローンとは何かを解説していきたいと思います。
ドローンとはヘリコプターのようなプロペラがついた空を飛ぶ機械で、人が乗り込んで操縦しない「無人航空機」のことです。
対してみなさんがよく知っている飛行機やヘリコプターは人が乗り込んで操縦する「有人航空機」です。
ドローンは、空撮映像を撮るのに使われていることが多く、みなさんもテレビやYouTubeなどで美しい空撮映像を見かけたことがあるのではないでしょうか?
また、災害現場などで人が入れない場所の捜索や、レース用のドローンなど様々な用途に使われています!
DJI Mavic 2 Proとは?
今やドローンメーカーとして知らない人はいない超有名企業DJI。
そのDJIの中でも手軽に空撮を楽しみたいユーザーに向けて作られているのがMavicシリーズです!
Mavic 2 ProはそのMavicシリーズの最新フラッグシップモデルで、前作のMavic Proからさらに進化したすごいドローンです!
DJI Mavic 2 Proの基本スペック
Mavic 2 Proは折りたたみ式のドローンで、
サイズは、
全長214mm×幅91mm×高さ84mm(たたんだ状態)
重さは約907g
でカバンの中に入れて持ち歩ける小型ドローンなんです!
価格は¥197,560(公式サイト)でライトユーザー向けドローンの中では正直高いです。
しかし、プロでも使える性能を持つドローンです。
DJI Mavic 2 Proの特徴は?
ここからはDJI MAvic 2 Proの様々な特徴や注目の機能などについて説明していきたいと思います。
Hasselblad製2000万画素カメラ搭載
DJI Mavic 2 ProはスウェーデンのカメラメーカーHasselblad社の2000万画素のカメラを搭載しています。
Hasselblad社はなんとあのアポロ11号の人類最初の月面着陸を撮影したカメラを作ったメーカーなんです!
DJI Mavic 2 Proは、
2000万画素、開放F値2.0、焦点距離28mm(35mm判換算)のカメラを搭載しています!
そのレンズからの光を受け取るセンサーは、前作のMavic Proの1/2.3インチから約4倍の大きさとなる1インチのCMOSセンサーを搭載!
画素数が上がり、光を受けるセンサーが大きくなったことで、より繊細な描写が可能となりました!
また、上限ISO感度も前作の3200から12800へ大幅に引き上げられ、低照度下での撮影にも強くなりました!
Mavic 2 Proには3軸ジンバルも内蔵しています!
ジンバルの効果で飛行しているとは思えないほどブレのない滑らかな映像が撮れるんです!
【Mavic 2 pro】10億色の色を表現可能!!
DJI Mavic 2 Proは10-bit Dlog-Mというカラープロファイルに対応しており、従来よりもダイナミックレンジが拡張され、なんと10億色以上の色を表現することが可能となったのです!
前作のMavic Proは8-bit カラーコーディングという技術が使われていて、約1600万色の色を表現できたのですが、Mavic 2 Proではその60倍以上の色を表現出来るんです!
この技術によって今までよりより緻密で繊細な色を表現出来るようになっています!
さらに、4KHDR動画にも対応しており、より綺麗な4K画質でコントラストの強調された美しい映像を撮影することが出来るんです!
Mavic 2proは落ちないドローン!?
DJI Maic 2 Proはカメラだけではなく、飛行性能もすごいんです!
最高飛行速度は72km/h!飛行限界高度は約6000m!最大飛行時間31分!
スピードや飛行時間もすごいですが、美しい映像を捉えるために必要な機能の1つ、ホバリング機能もすごいんです!
ホバリング精度は垂直方向±0.1m(ピンポジショニング有効時)、水平方向±0.3m(ピンポジショニング有効時)とその場に留まっての撮影にも適しているんです!
さらにすごいのが障害物検知機能!
下の表にまとめてみましたので、ご覧ください!
前方 | 後方 | 側方 | 上方 | 下方 | |
高精度測定範囲 | 0.5~20m | 0.5~16m | 0.5~10m | 0.1~8m | 0.5~11m |
検知可能 範囲 | 20~40m | 16~32m | ー | ー | 11~22m |
有効検知 速度 | 14m/s以下 | 12m/s以下 | 8m/s以下 | ー | ー |
視野 (FOV) | 垂直:70° 水平:40° | 垂直:77° 水平:60° | 垂直:65° 水平:80° | ー | ー |
このようにほぼ全方位の障害物を検知可能となっており、さらに自機に向かって飛んでくる物体も検知することが出来るんです!
まさに落ちないドローンと言えるでしょう。
DJI Mavic 2 proまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はDJI Mavic 2 Proの様々な特徴や魅力をお伝えしてきました。
値段だけ見れば他の製品と比べても高い製品であることは間違いないですが、これから空撮を始めようという方も既に別のドローンを持っているけど、Mavic 2 Proに買い替えようと思っている方も十分に満足出来る性能を持ったドローンに仕上がっていることも間違いないです。
是非、DJI Mavic 2 Proと今までにない滑らかで美しい空撮を体験してみてはいかがでしょうか?