最近は趣味で持っている人も増えてきているドローン。
ドローンで上空から撮影した写真や動画はとてもきれいですよね。
これから初めてドローンを使う初心者におすすめの最新ドローンを紹介します。
気になっているけどどれを選んでよいか分からない…という方は必見ですよ!
Contents
ドローンとは?どんなドローンがある?
「ドローン」とは、遠隔操作できる無人の飛行機のこと。
ドローンという名前の由来は「雄バチの羽音」から来たと言われています。
第二次世界大戦のころにアメリカで開発された無人航空機が起源と言われており、その後も軍事目的での開発が進んで高性能化・小型化して普及しました。
現在でも、
個人で所有して遊ぶような小型のものから、軍事目的、災害救助目的で使うような大きなものまで、その種類はさまざまです。
ドローンの形状
ドローンには、大きく分けて2つの形状があります。
◎マルチコプター(回転翼機)…回転翼を水力にして飛行するタイプで、プロペラの数によって「トライコプター」「クアッドコプター」「ヘキサコプター」「オクトコプター」と呼び方が変わります。
プロペラが多い個体は、モーターが多くなることに伴って点検・整備を頻繁に行う必要が出てくるので、上級者向けです。
安定して飛ぶため撮影する場合にブレにくいというメリットの反面、重量が重く持ち運びし辛いなどのデメリットもありますね。
初心者の方は、
価格も比較的抑えられるトライコプターやクアッドコプターから挑戦してみると良いですよ。
◎固定翼機…固定された主翼がついており、滑走やランディング(着陸)もできる小型飛行機のようなタイプのドローンです。
回転翼ドローンに比べて頑丈で積載重量も多く、長めの飛行時間が特徴。
しかし、離発着の際に広いゾーンが必要になるため、日本では使用しづらくあまり話題にはなっていません。
今後、物資輸送や道路点検などで使えるのではないかと期待されています。
ドローンの機能
ドローンには以下のような様々な機能があり、どんな機能が欲しいかで使うドローンを選ぶ人が多くなっています。
◎GPS機能…ドローンの機体が自律的に位置情報を把握するものです。
地面から機体の位置情報を算出して自動でホバリングしたり、風に煽られても位置や姿勢を戻してくれたり、初心者には特に嬉しい機能。
目視しづらい屋外でもGPSでドローンの位置を確認できるのも安心できますよね。
◎カメラ機能…ドローンを買ったら、やっぱり空撮を楽しみたい!という方も多いのでは?
初めからカメラが搭載されているものや、後から自前のカメラを取り付けられるものなど様々なタイプがありますが、カメラ搭載モデルは撮影がしやすくなっていることが多いです。
その中でも画質やズーム機能の有無などモデルによって性能が違うので、通札が目的の方はしっかり確認するようにしましょう。
◎FPV機能…First Person Viewの略で、一人称視点のことを言います。
ドローンに搭載されたカメラの映像をスマートフォンやタブレット、VRゴーグルに転送し、その映像を見ながら操縦できるので臨場感を味わうことができますよ。
ドローンの操縦方法
ドローンにはいくつかの操縦方法があり、どのような目的で使用するかによって使いやすい操縦方法が変わってきます。
◎ラジコン型…プロポと呼ばれるコントローラーやスマートフォンのアプリを使って、従来のラジコンのように操縦ができます。
比較的簡単に操作ができるので初心者におすすめ。
空撮などに使うよりは、アクロバティックな飛行やレースでの使用に向いているタイプです。
◎自立飛行型…GPS機能を利用し、プログラムされた通りに飛行するタイプ。
目的地を設定したり、経路を指定したり、アプリを使って簡単に制御することができます。
空撮に向いており、ダムや道路の測量・点検に使われています。
◎音声認識型…指示する声を聞き取って飛行することができる、比較的新しいタイプ。
室内飛行ができる小型のドローンにみられます。
◎ジェスチャーコントロール型…操縦者の顔を認識し、手のジェスチャーでコントロールできるタイプです。
現在この操縦方法が採用されているドローンはとても少ないのですが、今後増えていくと考えられています。
ドローンの人気メーカー
日本では、主に以下の3つのメーカーが圧倒的なシェアを誇っています。
◎DJI…言わずと知れた世界シェア率No.1のDJIは、ドローン業界を牽引している中国メーカーです。
趣味用から産業用まで、様々な用途を網羅するドローンを開発。
とりあえずドローンを始めてみたい方はDJIのものを選べば間違いはありません。
◎Parrot…フランス発のドローンメーカー「Parrot(パロット)」。
趣味用途での使用を目的としたドローンが多く、デザインに凝ったものが多いのが特徴です。
操縦性が高く、日本国内でも人気が高いメーカーですよ!
◎Holy Stone…中国初のおもちゃメーカーである「Holy Stone(ホーリーストーン)」は、トイドローンのメーカーとして世界的に有名です。
2014年創業の新しい企業ですが、日本でもネット通販を中心に人気に。
豊富な種類のトイドローンは初めての一台にも最適ですね。
初心者におすすめドローン5選
DJI「Mavic(マビック) Mini」
Mavic Miniの特徴は、何と言ってもそのコンパクトさ。
折り畳み式で、ポケットに入るようなサイズにまで小さくして持ち運ぶことができます。
重量も199gと軽く、航空法によるドローン規制の対象外となるため、自由に飛ばせる範囲が広いところもポイントです。
搭載のカメラは高性能で、滑らかな美しい動画の撮影が可能。
4パターンのクイックショット機能では、様々な特殊効果を使って自動で撮影をしてくれますよ。
価格:59,400円 |
Mavic Mini Part 1 Intelligent Flight Battery 価格:4,730円 |
最大で18分もの飛行が可能となっています。この軽さで18分もの飛行ができるのは大きなポイントですね!
さらに、
・最大2kmのHD動画の転送が可能
・3軸ジンバル搭載
・2.7Kでの撮影が可能
・GPSとビジョンセンサーにより正確なホバリングが可能
・360°のプロペラガードを装着できるので、初心者にも安心して飛行させることができます。
・編集作業では、編集経験がなくてもアプリを使ってSNS映えする動画が簡単に作成可能です。
編集やSNSへの投稿もアプリから簡単に作業できるので、空撮をして気軽に投稿したい方におすすめです。
RYZETECH「Tello」
多くのトイドローンの中でも、
特にコストパフォーマンスが良いと言われているモデルです。
価格:24,610円 |
80gと軽量で価格も1万円台、操作はすべてスマートフォンで行うという点も初心者には嬉しいですよね。
もちろん空撮もしっかりとでき、SNS用や個人的な動画の撮影には十分な性能があります。
DJI「Mavic 2 Zoom」「Mavic 2 Pro」
DJIが販売する中型ドローン「Mavicシリーズ」の最新モデルで、2018年に同時に発表・発売されました。
両モデルには、「空気抵抗が少ない」「静音化されたモーター」「全方向に障害検知システムを搭載」などの特徴があります。
両者の最大の違いは、カメラ性能にあります。
「Mavic 2 Zoom」は24mm~48mmの光学2倍ズームレンズを搭載し、HD撮影時にはデジタルズームと合わせて合計4倍のズームが可能。
このズーム機能を活かして、高画質パノラマ撮影もできるようになっています。
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超解像を実現する、超解像度撮影は、Mavic 2 Zoomのみに搭載されており、
望遠レンズで9枚の写真で合成、48メガピクセルの超高解像度の写真を生み出します。
一方、
「Mavic 2 Pro」はスウェーデンのHasselbladと共同開発した2,000万画素の1インチセンサーを搭載。
ズーム機能はありませんが、より美しい動画を撮影することができます。
センサーサイズが1インチとより大きくなりました。主レンズは28mmになり、
それによってISOは最大12800となりました。
ZoomのISO感度は最大3200なので、ここには大きな差があると言えます。
光量が足りない環境でも撮影ができるのは大きなポイントですね!
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さらに、
カラープロファイルのアップデートにより、10億色以上を記録することが可能になっています。
Zoomモデルは1600万色なので、圧倒的に色彩表現の幅が広がります。
GFORCE「LUCIDA」GB120
手のひらサイズで小型のトイドローン。
搭載されている「1,080p FHDカメラ」で動画・静止画ともにフルHDで撮影することができ、広角レンズによって視野もとても広くなっています。
ホバリングしながら操作するまで待機できるので、初心者でも慌てずに簡単に操作できますよ。
映像のライブ中継もできるので、趣味で空撮をするのにはぴったりのモデルです。
ドローンを飛ばす際の注意点
いくら小型化・高性能化されたとしても、物体を飛ばすのにはどうしてもリスクが伴います。
突然故障したり、鳥や他の飛行物とぶつかったり、予期せぬアクシデントがあるかもしれませんよね。
そのため、
ドローンの飛行は法的に規制されており、以下の場所や方法でドローンを飛行させる場合には事前に申請を行い許可や承認を得る必要があります。
国土交通省へのドローン飛行許可、承認申請はオンライン上でもできるようになっているので、必ず事前に行いましょう。
また、郵送やFAX、持ち込みでの申請も可能です。
≪申請・許可が必要な場合≫
・人家の密集地域
・夜間飛行
・目視外飛行
・人や建物と30m未満の距離での飛行
・イベント場所での飛行
・危険物の輸送
・物件投下の禁止
以上のような航空法以外にも、ドローン飛行に関する法律やルールはいくつかあります。
・国も重要な施設、国外公館、原子力事業所等の周辺
・私有地の上空(線路、神社仏閣、観光地、スキー場なども含まれる)
・都道府県、市町村条例による制限
・道路からの離着陸
このようにルールを見ていくと、逆にどこで飛ばせるの?と思いますよね。
絶対に大丈夫と断言できる場所はなかなか無いので、ドローン飛行の際は事前に必ず許可をとり、該当エリアの管理者に確認を取るようにしてくださいね。
おすすめドローンまとめ
今後さらに普及していくと考えられるドローン。
さまざまな機能があったり価格帯も広く設定されていたりするので、誰でも目的に合わせて最適なモデルを見つけることができますよ。
使いこなせば簡単に空撮することができ、素敵な写真や動画が撮れるはず。
ルールや法律を守ってトラブルを防ぎ、楽しくドローンで遊びましょう。