旅行にアクティブな撮影に大人気のアクションカメラ。
アクションカメラといえばGoProを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
実は、GoProとよく比較されるアクションカメラがあります。
それが、Osmo Action「オズモアクション」
オズモアクションとはいったいどんなカメラなのか?
GoProとの違いはどのようなものなのか?
ご紹介していきます。
Contents
OsmoAction(オズモアクション)とは?
OsmoAction(オズモアクション)は、主にドローンを主軸に販売している中国のDJI社が販売しているアクションカメラです。
2019年5月17日に発売が開始され、金額は45,650円(税込)。
2019年10月に発売されたGoPro8は55,800円(税込)です。
現在、オズモアクションの方が1万円ほどお買い得です。
次に、オズモアクションとGoPro8のサイズを比較してみましょう。
【オズモアクション】
幅65mm・高さ42mm・厚さ35mm・重さ124g
【GoPro8】
幅63mm・高さ45mm・厚さ33mm・重さ116g
ほぼサイズ感は同じですが、若干GoPro8の方が軽いですね。
最大の特徴デュアルスクリーン
オズモアクションの最大の特徴として、フロント部分にモニターが付いている点です。
レンズ側で捉えているショットが確認できるので、自撮りに大活躍です。
GoPro8でも、別途モニターモジュラーを装着すれば、自撮りをしながらモニターを確認することができますが、有料となっています。
さらに、2019年12月発売なので現時点では装着することができません。
モニターが内蔵されてされているわけではないので、接続部分の脆弱性に懸念点が残り、
コンパクトさにも欠けます。
アクションカメラでの自撮りは必須になるので、GoProと大きな差があると言えるでしょう。
ここがGoProとの最大の差であり、GoProキラーと呼ばれている点でもあります。
Rock Steady
EIS(電子式映像ブレ補正)により映像のブレを補正する機能です。
Rock Steadyにより、でこぼこ道をバイクで走行したり、波の激しいサーフィンの撮影でも安定した映像の撮影が可能です。
GoPro8にも「Hyper Smooth2.0」という非常に強力な手ブレ補正機能が搭載されています。
しかし、ジンバルに強い会社が開発したカメラだけあり、GoProに負けない安定した映像での撮影が期待できます。
防水性能
オズモアクションは水深11mまで防水加工されています。
水深10mまで防水が可能なGoPro8に比べて、さらに深い水中での撮影が期待できます。
また、-10℃の極寒の地でも耐えられる耐寒性も備えられているので、様々な環境下での撮影にも適応しています。
snap shot
電源オフの状態でシャッターボタンを押すと電源オンとなり、2秒以内に撮影を開始することができます。
一瞬のシャッターチャンスを逃すことなく、撮影することができる優れものです。
大きなタッチパネルで操作性も抜群
背面画面だけでなくフロント画面も装備されているオズモアクション。
背面画面はGoPro8に比べて、できるだけ背面いっぱいに画面が設置されています。
また、タッチパネルの操作性に不満を持たれがちですが、オズモアクションはGoProに比べてサクサク動作をします。
GoProは意外とタッチパネルの操作性が悪くタイムラグがありますが、オズモアクションはストレスなく操作ができる機種です。
自然なコントラスト
GoProで撮影した映像は、コントラストがはっきりとした色味が特徴です。
アクションカメラらしく、海や空の青い色がパキッと出やすいです。
「GoProカラー」と呼ばれています。
もう少しコントラストを落とした自然な色味が好みの方は「フラットカラー」に設定をして撮影をします。
オズモアクションは、GoProで言うところの「フラットカラー」に近い自然な色合いで撮影されます。
山や海などの自然の中ではなく、普段の日常での撮影に使いやすい色味だと言えます。
オズモアクションはビデオブロガーに最適
QS(クイックスイッチ)ボタンが備えられており、設定しておいた撮影モードや露出を簡単に呼び出すことができます。
モニタータッチではなく、カメラの左側についているボタンを押すことで作動するので、手袋を装着しているシーンでもスムーズに行えます。
DJI Mimoアプリをスマホにインストールしておけば、即座にSNSなどに投稿することができますよ。
それこそ、オズモアクションの最大の特徴である、デュアルスクリーンで自撮りをうまく使えば、クオリティの高い動画が撮れるでしょう。
オズモアクションのデメリットはある?
オズモアクションはGoPro8には搭載されているGPS機能や、レンズ側のマイクが装着されていません。
そういった細かいポイントの差が金額の差とも言えます。
特にGoPro8と比べてデメリットとなる部分をご紹介します。
GoPro8に比べて画角が狭い
GoPro8には超広角な「SuperView」モードが搭載され、これまでのアクションカメラに比べ臨場感のあるワイドな映像が撮影できるようになりました。
GoPro8では、どの画角においても手ブレ補正「Hyper Smooth2.0」を発揮します。
しかし
オズモアクションでは手ブレ補正「Rock Steady」をオンにするとたちまち画角サイズが落ちてしまいます。
より広い画角でブレなく安定した映像を撮影する点においては、GoPro8に軍杯が上がります。
保証が購入店舗ではなくDJI
購入後15日間の初期不良に関してのみ保証期間となっています。
本体とは別に公式のアフターサポートサービス「DJI Care Refresh(4,950円(税込)」を購入することによって、購入後1年間の保証が対象となります。
浸水などの故障も保証適用内ですが、その際別途料金が必要となります。
1年間に最大2回まで有償で本体交換サービスを受けることができ、1回目は4,400円、2回目は4,800円となります。
激しい場所での撮影を行う予定のある方は有益な保証プランになりそうです。
OsmoAction(オズモアクション)まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、GoProと比較しながらオズモアクションをご紹介してきました。
ドローンやジンバルの高いシェア率を誇るDJI社のアクションカメラらしく、手ブレ補正などGoProに負けない強みを発揮しています。
何よりもディスプレイが埋め込まれたデュアルスクリーンは革新的なものでした。
金額や性能をGoProと比べ、自分の撮影スタイルに合ったものをぜひ購入してみてくださいね!