iPadといえばApple社の代表的な商品の1つです。
同じAppleが開発したiPhoneとMacBook双方の機能を持つ存在であることも人気の理由になっています。
このiPadシリーズに登場したのが、新しいiPad pro。
なんと 12.9インチの大画面。
iPad12.9インチによってこれまでのiPad Proの魅力が拡張されました。
今回はこのiPad pro 12.9インチについてとことんご紹介します。
Contents
iPad proの性能、スペックは?
iPadといえば誰もが思い浮かべることができる程有名ですよね。
その一方で、iPadの中身までは分からない人も多くいます。
iPodシリーズを見比べてもサイズ感が多少変化していますが、
本当に機能の面でアップデートされているのかよく分からない。
というのが初心者の本音でしょう。
最新版のiPad proが本当に進化しているのか、これまでのiPadシリーズがどのように変化してきたのかまとめてみました。
iPad proシリーズの目玉である美しい画面表示をグラフィックパーツであるGPUで比較してみましょう。
機種 | GPU(グラフィック) |
iPad pro 初代 | PowerVR Series 7XT系統 12コア |
iPad pro 2代目 | PowerVR Series 7XT系統 12コア |
最新版 iPad pro | Apple-Custom 7コア (初代と比較して約2.8倍の性能アップ) |
初代iPad proもグラフィックが美しく鮮明でしたが、
今回はその2倍以上のGPUを持っています。
画面が12.9インチもあるのでPCと見間違うほどの大迫力の映像を楽しむことができるのです。
次にデバイスの脳みそともいえるCPUを比較していきます。
機種 | CPU |
iPad pro 初代 | Apple A9X |
iPad pro 2代目 | Apple A10X Fusion |
最新版 iPad pro | Apple A12X Bionic (初代と比較して約3.4倍もアップ) |
初代iPad proと比較して約3.4倍、2代目と比較しても約1.9倍と性能が上がってきています。
CPUは操作の速度に関わる重要な部分ですので操作性が確実に進化していることが分かります。
iPad proの世代別価格比較
今回のiPad Proのスペックをこれまでの機種と比べたことで、新しいiPad proの凄さがより分かりやすくなりました。
ところが、製品を語る上で欠かせないもう一つのポイントがあります。
価格です。
同じiPad proシリーズでも価格面ではどのように違いかあるのでしょうか?
今回はApple社で公式に販売されている、iPad pro第2世代の同じ12.9インチと比較していきます。
機種 | 値段(税別) |
iPad pro 2代目 wi-fi 64GB | ¥64,800 |
iPad pro 2代目 wi-fi 256GB | ¥78,800 |
iPad pro 最新版 wi-fi 64GB | ¥111,800 |
iPad pro 最新版 wi-fi 256GB | ¥128,800 |
現在販売されているiPad pro2世代目は新規に生産されたものではなく、アウトレット品ですので正確に比較することは出来ませんが、今購入するという点で比較してみました。
同じ12.9インチでもやはり大きく値段の差が出る結果となりました。
12.9インチiPad proのメリット
冒頭でiPadシリーズをiPhoneとMacBookのメリットを併せ持つ存在とご紹介しました。
スマートフォンとPC、どちらかを持っていればiPadは不要なのかと言えばそうではありません。
特に今回のiPad proはスマートフォンともPCとも違う独自の進化を遂げています。
そんなiPad proのメリットはそのディスプレイと本体の薄さにあります。
画面がPC並みに大きく、グラフィックも優れています。
その一方でタブレットらしい薄さと軽さ、これによって持ち運びはPCよりも格段に簡単です。
ipad proのデメリット
機能の面では大変優れたデバイスであるiPad proですが、デメリットとなる点もあります。
それは、価格の高さと性能が高すぎるということです。
性能が高すぎるのはメリットでもありますが、性能に比例して金額も当然上がります。
ノーマルなタブレットとして普段使いしかしないのであれば、
コスパは悪くなるでしょう。
ipad proの機能を使い込める人にとってはメリットでもありますが、使い方によっては宝の持ち腐れとなってしまいかねません。
12.9インチipad proの活用方法
これほどまでに機能性が高いiPad proですが、可能性が拡張されすぎたが故に初心者にとって悩みの種が生まれてしまいました。
それは、どのようにiPad proを活用するのかという点です。
ただのタブレットとして使うだけではiPad proの大きな画面や機能性を活かしきることができません。
コスパの良いデバイスだったと感じるためにも活用する必要があります。
ここでは、初心者でもとことんiPad proを楽しめる活用方法を解説します。
Apple pencilでクリエイティブに使う
最新版iPad proの強みにApple pencilというものがあります。
これは、iPad pro専用の電子ペンになっています。
スマートフォンにもゲーム用タッチペンが存在しますが決定的に違うのが、力の強さを感知することができるということです。
まるで本物の筆で描いているかのように筆圧や傾きを感知することが出来るのは、
Multi-Touch機能が搭載されているからです。
この機能を使えば、より自然に、より感覚的に自由に自分を表現することができます。
Apple pencilが使えるおすすめアプリ
iPad proはiPhoneと同じApp Storeを使用することが出来るので多種多様なアプリを使用することができます。
iPad向けのアプリも豊富でこれらのアプリによってよりiPadの楽しみ方を広げることができるのです。
その中でも、
iPad proの性能を活かしたアプリといえば、procreateがオススメです。
このアプリは、
Apple pencilとの相互性が抜群で本格的なクリエイターを唸らせるほどのペイントアプリでありながら、初心者も楽しめるふり幅の広さが魅力です。
電子上でイラストを描く際によくあるのが、思った位置からズレて線を描いてしまう手ブレですよね。
このアプリでなら手ブレ補正も強力でその心配はありません。
ビジネスにも十分使えるスペック
ビジネスの場面で多く登場するのはMacBookをはじめとするPCですが、実はこのiPad proもビジネスに強い仕様になっています。
iPad proはPCよりも持ち運び易いだけでなく、スマートフォンでは操作しにくい資料作成などもPC感覚で作ることができるからです。
例えば、
Keynoteというアプリを使えばプレゼンテーション用の資料を作成することができ、
iPad proさえあれば、簡単にどこでもプレゼンテーションすることが出来てしまいます。
また、
Meta Moji Note Liteというアプリを使えば資料をカメラで撮影し、読み込むだけでなくそこに書き込むこともできてしまいます。
このアプリを使えば外出先でメモを瞬時に取ることが可能なのです。
ipad proなら動画編集にも使える
タブレットというと容量がスマートフォンに近く、PCに劣る動作速度だというイメージが定着しています。
iPad proに対するイメージも例外ではありません。
その予想を裏切り、iPad proでは動画編集も可能なスペックを持っています。
iPad proでもApple社のデバイスで使える高品質動画編集アプリであるiMovieを使用することができます。
このiMovieはiPhoneでも使用することが出来ますが、動画編集するには画面が小さすぎるのが難点でした。
一方で、
MacBookでも使用可能ですが、画面の大きさ分持ち運びにくくなってしまってしまいます。
iPad proはまさにその中間。
大きな画面で動画編集ができるにも関わらず持ち運んでどこでも編集することが出来ます。
コレがipad proの最大の魅力だと言えるでしょう。
GPUとCPUのどちらの面からみ見ても動画編集することに耐えられるスペックになっています。
まとめ
・最新のiPad proは約3倍近く機能が向上したハイスペックタブレット
・ディスプレイの大きさと持ち運びやすさが魅力
・機能が多すぎて使いこなせないと勿体ない買い物になる可能性あり
・Apple pencilで紙に書いているような自由度をゲットできる
・ビジネスや動画編集にも使えるPCのような機能性の高さ
いかがだったでしょうか?
今回は新しいiPad proについてご紹介しました。
スペックが高い分活用の可能性も自分次第で広げられる、そんなデバイスになっています。
普段使いのノーマルなタブレットとして使うというよりは、持ち運んでクリエイティブな作業がしたいと考えるiPad経験者の方や、
デジタルでのビジネスから趣味までの様々な作業を考えているタブレット初心者の方にオススメの機械になっています。