ここ数年、InstagramやYouTubeでの動画投稿が一般人の間でも流行していますね。
iPhoneのカメラとアプリでもかなりハイクオリティな動画が作れるようになり、かなり凝った動画編集をする人が増えてきました。
そこで今回は、iPhoneのカメラで撮った作品をカッコよく仕上げるためのおすすめ動画編集アプリをご紹介します。
Contents
iPhone11の動画性能を知っておこう
まず最初は、2019年秋に発売されたiPhone11の動画性能について軽くご説明します。
iPhone11には広角・超広角の2つのレンズが付いています。
出典: https://www.apple.com/jp/iphone-11/
超広角レンズ側を使えばこれまでより4倍も広く撮影できるため、壮大な風景や動きのあるものの撮影にも適しています。
また、双方のカメラで60fpsの4Kビデオ撮影が可能なことから、一眼レフやビデオカメラを準備することなくiPhoneだけでプロフェッショナルな動画を残すことが出来ます。
iphoneにおすすめの動画編集アプリ
ここからは、そんなiPhoneで使えるおすすめ動画編集アプリをご紹介します。
どれも比較的シンプルなシステムなので、説明書きを読むよりもとりあえずインストールして自身の手で触ってみるとわかりやすいかと思います。
TikTok
まず最初に、現代の若者であれば誰もが広告などで目にしたことがあるであろうTikTokです。
TikTokは基本的にはBGMに合わせて動画を撮るため、人気の邦楽・洋楽や面白音声など、様々な選択肢があります。
また、ショートムービー向けのアプリなので編集操作は至ってシンプル。
細かい編集は出来ませんが、その分とってもモダンな映像に仕上げることが出来ます。
App Store評価★4.6
iMovie
Apple製品で動画編集といえば、iMovieですよね。
こちらはテロップや動画のカット編集、シーンチェンジなども簡単に出来ます。
地味に嬉しい機能なのが、縦向き動画を2本指でスライド回転させると横向き動画に変更することができる点です。
以前はこの作業が出来ず、動画編集に試行錯誤していた方もいらっしゃるかとは思いますが、少し前のアップデートで可能になりました。
App Store評価★3.2
FilmStory
次にご紹介するのはFilmStoryです。
使用したい写真と動画を選択し、絵コンテのように再生したい順番に並べ替えるだけで簡単に映像の作成が可能です。
無料で使える50曲以上のFilmStoryオリジナルサウンドや、iPhone内にある曲を好きに組み合わせて使用することも出来ます。
App Store評価★4.1
Magisto
そして、1億人以上がインストールしているというmagisto。
こちらの最大の特徴は、なんと言ってもAIを使用した「スマートエディター」です。
この機能を使うことによって、時間のかかる動画編集を半自動化することが出来てしまいます。
自分の作りたい動画の雰囲気・イメージがあれば、それに沿ったテーマを選択しておくだけでOK。
面倒な作業や複雑な加工に頭を悩ませる必要はありません。
App Store評価★4.4
InShot
現在のところ最も評価の高いInShot。
動画編集アプリとしては珍しく、ステッカー機能が付いています。
様々なデザインのものが用意されているので、アプリ内で編集からデコレーションまで完成させてしまえるのはうれしいですよね。
また、Instagramに正方形で投稿するために、長方形の動画の余白部分にぼかしボーダーを入れることが可能です。
この部分の色を自由に変えれる点はインスタグラマーにとってうれしいポイントとなりそうです。
App Store評価★4.7
本格的な動画編集がしたい方におすすめ
ここからは、動画ガチ勢の方々に向けたソフトをご紹介します。
本格的な動画編集用ソフトとなりますので、基本的にはパソコンでの使用となります。
Adbe Premie Pro(アドビプレミアプロ)
映画やTV、web向けの動画編集などでも頻繁に使用されているPremiere Pro。
8K素材からバーチャルリアリティまで、あらゆるフォーマットの映像素材を編集できます。
また、Premiere Proは、Adobeの他のアプリやサービスとシームレスに連携しています。
よって、さらに細かな作業もストレスなく、より短時間で済ませることが出来ます。
※Premiere Proには、どのデバイスでも使用できる、新しい概念のオールインワンアプリPremiere Rushが付属しています。
出典:https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html
Adbe Premier Rush(アドビプレミアラッシュ)
今回ご紹介するガチ勢向けのソフトの中で、唯一iPhoneアプリのあるAdbe Premier Rush。
Premiere Rushを使用すれば、どのデバイスでも新規プロジェクトを作成して編集を始めることができます。
外出先でスマートフォンを使って映像を撮影したら、そのままスマートフォンでも、またはタブレットやパソコンでも編集や共有が可能です。
すべてクラウドで同期されるので、動画の移行や編集デバイスの変更が非常に楽になります。
また、RushファイルをPremiere Proで開いて、さらに編集を続けることもできます。
App Store評価★4.5
Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)
お待たせしました。
皆さんもよく耳にするであろう、ほとんどのYouTuberが使用しているのがこちら、Final Cut Pro。
こちらはmacOS専用で、簡単にいうとiMovieのプレミアム版です。
先ほどご紹介したように、iMovieは映像制作を最も簡単に始められる方法の1つです。
しかしそれだけでは物足りず、制作技術のレベルアップを図りたくなればFinal Cut Proへ手間なく移行できます。
Final Cut Proなら高度な編集ツールを使って速く正確に編集でき、さらに他社製プラグインも使用できるため一段と優れた作品を残すことができます。
また、プロ向けのカメラで撮影したビデオの統合も簡単です。
iMovieで編集途中のプロジェクトをFinal Cut Proに直接読み込むこともできるので、移行はかなりスムーズに出来ます。
動画編集におすすめアプリまとめ
いかがでしたか?
今回は、それぞれ違った特色を持つアプリ・ソフトをご紹介しました。
Instagram等に投稿するためのモダンなショートムービーを作りたいのか、YouTube等に迫力のあるハイクオリティな動画を載せたいのか、目的によって使い分けるのがおすすめです。
無料で使えるものもあるので、是非試しにインストールして自分の手で触ってみましょう!
TikTok・Instagramに載せる面白ショートムービーであればiPhoneのカメラで撮影、そしてTikTokでの動画編集。
本格的なカメラで撮影し、ハイクオリティな動画編集が目的かつiPhone&MacユーザーであればiMovieとFinal Cut Proの併用で間違い無いでしょう。